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正確には真伝不思議十文字法って言うんですけどね。
神道で使われる呪いの一つです。
今の時代で皆さんが知っているのは、手の平に人の文字を3回書いて飲み込むフリをする。
すると、「人を飲んだ」とされて、あがったり緊張したりが少なくなると言われている物。
あるいは、会場のそれらをかぼちゃと思え！とかね。
神道の中にも古い咒としてこういった物が残っています。
が、さすがは神道・・男女で使用する手が違います。
男性は左掌。
女性は右掌。
刀印を以って空書することとあったりします。
文字がまた、十文字とあるように、10個あるわけです。
その中で2つばかり・・・
「水」
不知案内の土地、または、知らざる家に至る時。神仏に参詣する場合。
言うところの、身清めの法の1つでしょう。
知らない場所に行った場合、何が起こるか、障りがあるとということから、このように準備するのだとか。
神様の前ですと、手水舎で手を清めるのに似ていますね。
「命」
他家にて怪しき酒食を薦められた時。人と争論し、または敵に向かう時。
おそらく、お断りをしているのに、強引に食事に呼ばれたり、ゲテモノなんか食わされそうになった時・・・かもしれませんね。
飲み会など好まない場所に行って、飲んだくれた上司に絡まれたとかだと効きそうです。
掌に書く文字といえども侮りがたし咒をです。
