ご来訪感謝です。

まあ、こんなお仕事もしていますし、魔術関連の学びも日々というところでしょうか。
蕁麻疹も落ち着いてきましたので、いつもの流れに戻れそうです(笑)

さて、古文書を読んでいると、どこまでが魔法で、どこまでが魔術で、どこまでが錬金術か境界線がわからないところも出てきます。
極端に西洋的な魔術書だと、その方法はやはりキリスト教に関連が出てしまいますね。
ここはしょうがないかな。

今読んでいるのは「ホムンクルス教義」というもの。
一般に広められているのは、「地に触りの無い馬糞を用意し」という面から始まりますな。(笑)
これ、インドの方の聖域を作るという呪いの時にも、大地に触りの無い牛糞ってのがあるんだけど、触りがないってのは、
落ちたことのないという意味ですね。

かなーーーーり昔に、このインドの聖域を作る儀を日本で行った友人がいて、当然、触りのない牛糞。。。
集めたよねー(笑)
やつは当時、護国寺あたりに住んでいたので、乾かすのも大切なので、周囲が臭かったんではないかとかとかとか。

まあ、置いておきまして、やはりその教義の中には人道的でないものもあります。
正しい、ホムンクルスを生成するには、3ヶ月未満の胎児を使うこともあります。

こうした面で、「人体錬成は禁忌である」とか、「悪魔崇拝」などという考え方も出たのかなと思うんですね。
医療に従事していた方が、こうしたものに手を出すことも少なくない、それは…と考えてしまうけど、
逆に、こうした人道的でない事があったからこそ、試験管ベイビーであったり、不妊治療などの考えにも至る。

やはり、基礎の流れは1つで、使う考え方の違いによって、また、見ているものの考えの違いによって
黒と白に分かれるんだろうなと思うわけです。

こうしたことを考えて読んで思うのは、いかに見えない世界の住人たちと連携を取り、人としての生活を充実させ、あちらサイドにもそれが喜びになるようにするのか。
ここが魔力を高める重要な点ではないかと考えるところです。

よく、神獣や見えない世界の存在を「使役」すると言いますが、使役とは他を使って働かせる事と、辞書にはあります。
労働に対する対価は当たり前ですが要りようです。
無料でこき使ってなんて事をすると、契約が切れた途端「命」こと切れますね。
よくある話です。

その対価を支払うに関し、霊的な存在は人間の器以上を考えることもあります。
ゆえに、「悪魔を使役すると命がなくなる」
まあ、命に関わるほどのエネルギー対価が入り用って事でもあるんだけど、それ以上に「使役しよう」なんて考えるから、
失敗するわけよ。

「え?じゃあ、マーヤさんは?」

以前から言っている「神の器」があるので、ここで対価を払っています。
それでもキャパオーバーになると、蕁麻疹出たりしたけどね(笑)

アレイスタークロウリーが今年、没後70年だそうですね。
72歳で亡くなっていますから、生きていたら、142歳。
頑張って生きててくれたら、彼が90歳で私が生まれたので、会えなかったわけではない。。。かもしれない(笑)

神獣も神も悪魔も、人間界においては使うんだけど、神世では使わせていただく。
この関係をしっかりとえると、強くなります。
そう、魔術的なエネルギーだけではなく、欲しいと欲するものを得るための流れ。

いい?あくまでも流れを得るんですよ。
その中に泳いでいる魚は、自分で頑張って釣らねばなりません。
与えられるとした場合、対価は倍額かかります。

いささかの努力は、対価を減らすためのものでもあるんだよ。

あなたはどちらへ行きたいのか決まっていますか?