ご来訪感謝です。

朝起きて、お品物を書いて、店においては品を作ってと・・日々籠っているかのような生活です。

占いでもなんでもそうですが、下積み、忍耐は今もって必要だと私は思っています。
たとえ、センスと呼ばれるものを持っていたとしても、それをなくして身につくことって難しいんじゃないかなって。

今の時代では、書籍というだけではなくネット上で翻訳も進み海外の物も読むことが出来ます。
ですが、読んだだけで出来ようはずもなく。

占いなどは一時「育児の片手間でやってみませんか?」なんて言う売り込みが増え、心を病んでしまう人が続出しました。

以前勤めていた店舗にアルバイトの募集をする会社様がお越しになって「引きこもっている人に占いの仕事を」という売り込みがあって、同席した私は「それは無理です」ときっぱりと言った覚えが有ります。
対人関係をある程度こなしていないと、人を見ることはかなり難しいです。
心理学の本を3冊ほど読んで、店舗に出た店長を知っています。

たまたま、その人は業界でも仕事をしていたことがあってコミュニケーションはうまい方です。
ゆえに、お客様がどう感じたかは知りませんが「楽勝だよ」と戻ってきたものです。
むろん、何の占い道具を持つこともなく・・・・そして、数回目に胃炎を起こしてお客様にクレームを受けていたのを覚えています。

今では「学校を卒業して店舗に出れたら占い師」みたいな世の中ですが、そこがスタートであり、やっと卵からヒナがかえった程度の位置です。
若くして学ぶことができる良い時代にはなったものですが、厚みがない。

「いまどきでいいじゃん」

確かにそれもあります。
誰に対しても、扉が開いているのですから。
ですが、生まれては消えるそんな占い師も多くなりました。

さまざましっかり考えて、学び動いていただきたいなと思う処です。