薔薇と魔法と言魂と~トゥリニセッテ

占い師・マーヤラジャが贈る、不思議と心・自由のブログ

カテゴリ: Lタロット紹介

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さて、ヴィスコンティ・カードの話。
ヴィスコンティのトリオンフィ(大アルカナ)として、本来「女教皇」の位置に入っているのは、「慈愛」のカードです。

ふと考えていたのですが、女教皇自体は「消失」となっているんですよね。
そして、ケーリー版には、他にない3枚のカードがあります。
慈愛・信仰・希望

これをみると、ミンキアーテにとてもよく似ている気がします
一説には、このケーリー版を作った時、暴君だったものがあり、そのものが穏やかになるように雨というような
願いを込めて、母親七つの善徳と呼ばれるものから3つを入れたのではないかという話でした。

この慈愛の足元にいる王様みたいなのが、実は暴君だった本人であるとも。
この7つの善徳は7つの悪徳の対です。

7つの大罪になぞられた面でもあるのでしょう。




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このカードに関しては、意味などは書籍にはないので、ミンキアーテの意味合いを重視するのかもしれません。

私には、「お前にもこのように純粋であった時があるだろうに」と、言われている気がします。
消失とあることからも、トリオンフィは25枚だったのかもしれません。

書籍によると、当時のトリオンフィを1デッキ作るのには1500デュカーティほどとのこと。
書籍の中には、1デュカーティが1万から3万くらいと・・仮に、2万として・・・30,000,000円

えーーーっと??一十百千万・・・(´⊙ω⊙`)

金箔がゴージャスで絵が綺麗なものが、贈答用に作られたのだとか・・
遊び用は、白黒のものもあったんだとか・・

実に興味ふかいですね。





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まあ、占い師でもありますから、たまにはオカルト的なお話でも・・って感じでもないんですけどね(笑)
此の所、少し寝不足です。

まあ、いつも通りに夜中の3時4時に寝て、9時ごろには起きるので、5時間か6時間は寝てます。
なので、日頃睡眠不足という感じではないのですが・・・・

今月に入ってから、悪夢を見るようになって、舎利石の坊様方にお手助けいただいて、悪夢は見なくなりました。
なんですが・・・呼ばれるという感覚で起こされます。

平均、朝の8時から8時半・・・
名前を呼ばれているわけでもないのですが、呼ばれている感じで目がさめるわけです。

何が言いたいのか、何を呼んでいるのか・・・全くもって謎。
呼ばれていると書くと、「名前?」「誰が?」「どんな声?」と、様々あるのですけど、
わからないんですね。

金縛りにあうわけでもありませんし、不快な感じもしません。
懐かしい感じもありませんし、男性か女性かもわからないうという・・・
実に謎な目覚まし(笑)です。

そんな中、私に取っての言縁絵は精神統一にもなっています。

今、ヴィスコンティを学んでいるのですが、イーリー・イエールのヴィスコンティは小さい版がないのでとなったら、
象徴を書き出してみるのも手かと描き始めています。

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こちらは、フール。
イーリー版だと「愚者」ではありますが、狂人と解釈するのだそうです。
真ん中の狂人の文字は篆書体。

狂人は何時もはただの楽天的な存在ですが、おかしな人です。
が、故に・・・・いきなりおかしくなってしまい、自分の服を自分で裂き暴れてしまう可能性を持っています。
となれば、このカードが出た時には、「おバカさん」という簡単なことではなく、そこの奥に秘められた狂気を忘れてはならないでしょう。
通常のアップライトでは「おかしな行動」「近寄れない状態」「言葉が通じない」などもありますが、「面白い」「不可思議」なども加わり、
リバースだとDVなどの可能性も否めないのかな・・などなど、想いを馳せる箇所が多く出てくるものです。

ヴィスコンティには通し番号がありません。
なので、これにも通し番号はなしとして、季節は春・・またはその季節の中のおかしな季節かもしれないですね。
夏だというのに雪が降ったら、まさにこのカードなのかもしれないです。









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かなり久しぶり?のタロットネタです。
今ですね、ヴィスコンティにどハマっています(笑)

まあ、もともとタロットは大好きなので、使っても使わなくても買います。
どんな絵で描かれているのだろう、そのカードの使い勝手は?
どんな想いがあるんだろうとか・・

で、その存在は知っていたものの、長く手にしていなかった「ヴィスコンティ・ケーリー・イエール版」
まあ、小さい物がないので手にしてなかったのも確かです。

実に興味ふかいです。
その絵自体も、伝承も、国も・・・
国といえば、イタリアです。

イタリアといえば、我が社のお名前もイタリア語です。

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こちらがフールのカードですね。
ヴィスコンティは通し番号がないものだそうです。
このフールのカードだけを取っても、いつも使っているウェイト版・トート版・マルセイユ版とは
かなり違っています。

そして、フール・・愚者とはなっていますが、「狂人」なのだそうです。

まだまだ学びはつきません。














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タロットを使用したダブルデッキ法。
その昔、ロマの女性が行なっていたと言われる、大アルカナを2つ使用した占い方です。

旅をするロマ達の魔術師は、師匠を得ます。
しかし、戦争であったり病気であったり、ロマ達が師を失った時、新しい師に出会うのは至難の技だったりもします。
運良く師を見つけたとしても、学び方が違っていたら、最初から学ばなくてはなりません。
あるいは、その師が受け入れてくれない場合もあります。

そんな中、師より学んだ方法をしっかりと活用する方法として編み出されていた占い方の一つです。
小アルカナのみを活用する、ジプシー占いも同じ流れだったのかもしれません。

ダブルデッキ・・・大アルカナを2つ使用しますが、約束事があります。
3つではいけない事。
同じカードでないといけない事。
などなど・・・・

そして、この学びを私が得たのは、10歳くらいの時。
師匠が知っていたのを教えてもらい、これはローズメビウスも同じような形です。

ロマの女性が行なっていたのは酒場でだったと聞いています。

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恋になく女達への導きにして、それはとても上手な占いだったそうです。

そして、この方法を「トップ講師」として「香先生」にお任せします。
私自身、この方法も使用してはいますが、教える広めるとなると、時間も余裕もないのが正直なところ。

香先生がこれを学んで、積み上げてきた実績、その腕前を見込み、お渡しします。

ローズメビウスプログラム(薔薇の魔法)は「奄海るか先生」に。
ダブルデッキ法は「香先生」に。

トップ講師としてお願いし、私は「爺」と化しておきましょう(笑)

どうぞ、よろしくお願いいたします。













ご来訪感謝です。

ミテリ・タロット・・あるいは、ミッテリ・・・
少しニュアンスが違っていますが、面白いタロットカードです。

1667年ごろのイタリアで、ジョゼッペ・マリア・ミテリという方の作成されたタロットです。

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お箱はこんな感じのもので、隙間が空いているのもデザイン的には好きなんですが、締め切った感じが取れなくて
_(:3 」∠)_ってなりますね。

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最近、カードを買うとnumber inで、ちょっと笑えます。

2999の840番目。
しかし、なぜ3000ではなく、1個少ないのか。

さて、このカード非常に面白いです。
大アルカナ自体も風変わりなのですが、全枚数が62枚・・ん?(・Д・)

そうです、枚数が少ない。
通常は78枚ですね。

で、なぜ少ないのかというと、小アルカナの2ー5のカードが各スート無いのです。
エース・6・7・8・9・10・P・J・Q・Kなのです。

大アルカナも少し風変わりです。


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FOOLのカードですね。
犬がいません(笑)足元も危なく無いです。
旅は道ずれ世は情け、風の吹くまま気の向くまま的なイメージです。


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こちらはマジシャン。
どちらかといえば、大道芸人で他のタロットのマジシャンと違い、観客がとても多いですね。


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通常のカードは、女司祭・女帝・皇帝・法王・・・といくのですが・・・
一番左。
髭っ!!!!大公になるのかなぁ


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左はストレングスです。
このカードはミンキアーテに似てますね。

で、右はハングドマンです。。。。これもまた、犯罪なのか自業自得の結果なのか・・むー。


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左はタワーです。
これはダイレクトに怖いけど・・・ねぇ?

右はスターです。
一瞬、隠者にも見えるのですが、これでスターなんですね。

他のカードは交換でご紹介を。














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