魔法の概念として、意外と「楽になるための」という枕詞がつきそうな感じがあるよね。
ところがどっこい、魔法使いになるための修練は結構ドMになる必要性があったりする。
よく、「私が魔法使いに・・・向いているでしょうか」と聞かれることがある。
魔法使いに適正という意味では、魔力に嫌われていない限り適正は誰にでもあると考えていい。
無論、方向性ってことで「私は攻撃魔法が得意かと思ってたんですが、癒しなんですね!」なんてことはある。
適性があるかないか・・・ということよりは「なりたいかどうか」を重視した方がいい。
魔法使いに「習ったらすぐなれる」ということは「ないと持った方がいい」
例えば、占い師になる。
タロットカードを買った。
今日から私は占い師!というのは、極端だがないわけじゃない。
同じように、魔術を習った。
今日から魔法使い・・といって仕舞えば、まあそれもそれだ。
でも、どちらもそこから「経験値」を増やさねばならないし、「師」と「教師」を得ているのであれば、
時間がかかる場合もある。
魔力は付け焼き刃では鈍でしかない。
その教えを与えているものが、時間をかけねばならんと感じて間を置くこともある。
例え話が続くけど、私の場合「10年」はかかった。
しかも、それは初歩の初歩。
今時で言うなら、そんなに時間かけてらんないわ・・ってなるのかもしれないけど、この10年の初歩の学びのおかげで私は人間として生きて行けるほどになった。
そうでなければ、下手したらどこかに入院していたかもしれない。(笑)
他者と違うと言うのは時として脅威だからね。
特に、身体的にトラブルを抱えている場合には、時間をかけた方がいい。
体がもたないから・・が第一の理由。
せっかく学んだのに、使える体力まで削いでしまったのでは仕事にもならないから。
まず、1歩1歩が重要な点だと書いておこうかな。