次女が中学に進学すると決まったとき。

返せば、小学四年生終了間際。

いろんな問題があって次女は転校し、二年間、あれこれはあったけど、笑っている娘を見ていた気がした。

中学にはいるとき、仲良しだった二人の友達はギリギリで引越し…別れることに。

あの時、次女に聞いた。

このまま、この学校に進学するの?

理由は転校の原因になった子供達がくるから。

しかし、意気消沈していた娘は、面倒臭いからこのままでいいよ。と、進学。

友達とぶつかり、その後不登校に。

しかし、その子等とは今は大の仲良しな訳だ。彼女に聞けば、今、学校にいく理由は、部活と友達に会いたいから。

しかし、学校に行けなくなっている。

理由は先生………

小学校の時、学校にいけなくなった最初は友達だったけど、保険医に始まり、担任、副校長………

転校後行けていたのは、校長と担任…修学旅行でもらったDVDには見たことのない次女の笑顔が所狭しと写っていた…

今、いけなくなっている理由。

一年の時は担任……

二年になり、カウンセラーと転任してきた教師が担任になり、うるさいくらい彼女をかまった…

この時…通学日数が増えていたのは確かなんだ。

今…まるで掌を返したように、態度が違う。彼等が変わったのは、リストカットなどと大それたことではないが、傷をつけた彼女の腕を見てから。

私にしてみれば、この行為は想定内。医者にしても、カウンセリングにしても用意はしてある。

しかし、どうだろうか。今まで、やれクラスに戻れの、運動会に出ろの、修学旅行にいくんだのと追い詰めて来て、この行為があった途端、カウンセラーは彼女自身にクリニックやら病院を紹介し、態度はよそよそしい。

これは電話をもらった私でさえ如実に感じる。

担任は彼女が病気だから早く医者にいったほうがよいと、まんまの言い方で本人に言う。

そう、親にではなく今まで信頼感が出来たからこそ、自分を開いて来たと言うのに、行きなり締め出された訳だ。

小学校の、中学校の、カウンセラーは役にたたない…偏見をもたれても仕方がないだろう。

子供にむかって、他の子を、あの子はおかしいから…と、言ってしまうのだから。

あの時…他の中学を選んでいたら、道は違っていたのだろうか。

ただ、乗り越えられるハードルだから、来たのだろうけれど。

負けはするまい。